「日本化粧品検定1級ってやっぱり難しいのかな?」
「独学でも合格できる?」
そんなふうに悩んでいる方も多いと思います。
私は1級を保持(2023年に取得)していますが、2級を受けずにいきなり1級を受験し、3週間の独学で合格しました。
今回は、そんな私のリアルな勉強スケジュールや使った教材、短期間で効率よく合格するためのコツをまとめてご紹介します。
化粧品検定1級ってどれくらい難しいの?
化粧品検定1級は、化粧品の成分や皮膚の構造、薬機法(旧・薬事法)など、より専門的な知識が問われる試験です。
「2級は簡単だったけど、1級はちょっと不安…」という声もよく聞きますが、実際の合格率を比較すると、意外と現実的な数字なんです。
1級:70%
2級:76.7%
つまり、1級の合格率は約7割。
2級よりは少し低いものの、「きちんと対策すれば、合格は十分に可能なレベル」だとわかります。
実際に私は、2級を受けずにいきなり1級を受験しましたが、3週間の独学で合格できました。
次の章では、私がどのようにスケジュールを立て、限られた時間で効率よく学習したのかをご紹介していきます。
私が実際にかけた勉強時間とスケジュール
化粧品検定1級は「難しそう」「時間がかかりそう」と感じている方も多いと思いますが、私は約3週間の独学で合格しました。
実際には、1日中勉強していたわけではなく、平均して1日2時間ほどの学習ペースです。(やらない日もあった)
本業や家事の合間を縫ってでも、十分合格を目指せます!
3週間でどのくらい勉強した?
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学習期間:3週間
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平均勉強時間:1日2時間程
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合計勉強時間:40時間程
1日あたりの目安スケジュールは?
最初の2週間:スキマ時間にテキストに目を通すだけでした。
最終週:ラストスパートで少し長めに時間を取って過去問を解きました。(最長1日5時間程)
忙しくても勉強時間を作るコツ
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通勤中や待ち時間にテキストを読む
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SNSや動画視聴を「勉強のあと」にするとメリハリがつく
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「やる気が出ない日」は、5分だけでも触れる!
このように、完璧を求めすぎず、生活に無理なく組み込むことが大切です。
「1日2時間」というのはあくまで目安で、15分でもやれば積み重ねになると意識していました。
私が使った教材
化粧品検定1級の勉強に使った教材は、以下の3つです。
- 2級・3級の公式テキスト
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1級の公式テキスト
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1級の公式過去問題集
※過去問は書店やAmazonnには置いておらず、公式サイトで購入できます。(メルカリでは高額で販売されていました)
※上記は2023年時点のテキストですが、最近は準2級ができたようです。
私の「勉強の流れ」と「教材の使い方」のポイント
Step1:まずは2・3級と1級のテキストを読む
勉強の最初の2週間は、インプット(読むこと)に集中。
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2級・3級のテキストはさらっと確認
→ 試験に出るのは数問だけなので「さらっと一読してなんとなく理解する」程度。 -
1級の公式テキストは丁寧に読み込み
→ 出題範囲の中心なので、きちんと内容を理解するように意識。
ここで大事にしたのは「完璧に覚えようとせず、まずは全体像をつかむこと」。
最初から暗記しようとすると疲れて続きません。
とにかく1周読み切ることを目標にしました。
Step2:過去問で実戦感覚をつかむ
テキストを一通り読んだら、過去問題集で出題傾向を確認しました。
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本番と同じように制限時間を設けて解いてみる
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間違えた問題は「なぜ間違えたか」をテキストで確認
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過去問で間違えたところをテキストにふせんを貼って、何度も読み返す
特に、1回目の過去問でわからなかったところは、「ふせん+マーカー」で目立たせて、後の復習がしやすくなるようにしていました。
Step3:直前はテキストの付せん部分を重点復習 → 最後にもう一度だけ過去問
試験直前は、ふせんを貼った部分だけを繰り返し読み返しました。
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インプットを一から全部やり直すのではなく、「弱点だけ復習」
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通勤やすきま時間は付せんページをスマホに撮って見返す
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試験前日にもう一度だけ過去問を通して解き、仕上げ
この流れで勉強を進めたことで、3週間という短期間でも「出るところを重点的に」無理なく覚えることができました。
まとめ:独学で合格するなら「効率よく読む・解く」がカギ
私の場合、参考書をたくさん買い込んだり、何か特別な対策をしたわけではありません。
でも、限られた教材を効率よく読む・解くことを意識することで、短期間でも合格につながりました。