アイメイクが映えるとテンションが上がりますよね。
自分でメイクするだけでなく、プロの手を借りてワンランク上のメイクに挑戦したい方におすすめなのがまつ毛パーマです。
自然にカールしたまつ毛を維持出来るので少しのメイクで驚くほど垢ぬけます。しかしサロンに行って施術しないといけないのがまつ毛パーマの少し面倒な点です。
今回はまつ毛パーマの頻度について、目安や判断法、パーマを長持ちさせる方法もご紹介します。
まつ毛パーマの頻度
まつ毛パーマの頻度には個人差があると言えます。髪の毛のパーマにも、かかりやすい人や取れやすい人がいるように、まつ毛パーマも持ちが良い人やそうでない人がいます。
ここで紹介するのはあくまで目安ですが、まつ毛を労わりながら長くメイクを楽しむためには、日ごろからまつ毛の具合を観察することが大切です。
まつ毛パーマは自分のまつ毛にパーマ液を塗ってカールを付ける方法で、少なからずまつ毛に負担を与えてしまいますので注意しましょう。
まつ毛のばらつきが気になるのは約2週間
まつ毛パーマは大体施術から2週間程度でばらつきが気になりだします。
それまではビューラーを使わなくてもマスカラだけで十分な仕上がりに感じていたのが、マスカラだけでは何となく物足りなく感じてきたら合図かもしれません。
約1ヶ月~2ヶ月に1回はメンテナンスを
まつ毛パーマをかけ直すのは施術から約1ヵ月~2ヵ月に1回がおすすめです。
またまつ毛は1ヵ月~1か月半の間に全て生え変わりますので、施術から2ヵ月後にはほとんどストレートなまつ毛になってしまっています。
この毛周期には個人差があるので、もっと早くに全て生え変わる人の場合は、それに合わせてメンテナンスを行うことが大切です。
まつ毛パーマをかけ直す目安
まつ毛パーマをかけ直す目安をいくつかご紹介します。
何となくパーマが取れてきたような気がしたタイミングや、サロンの人から言われた頻度で通うだけでなく、自分できちんと判断するのもまつ毛パーマを長持ちさせる上では大切です。
今までまつ毛パーマをかけても、かけ直すタイミングについては深く考えたことがなかったという方は是非参考にして下さい。
まつ毛パーマの約8割が元に戻ってきた
まつ毛パーマをかけ直す目安として、カールの約8割が元に戻ってきたと感じたときが良いでしょう。
パーマをかけて数週間で何となくまつ毛のばらつきが気になりだす方が多いようですが、その際は部分的にはなく、まつ毛全体をよく観察して下さい。
施術後すぐの状態と比べて、8割ほどカールが取れてしまっていると感じたらまつ毛パーマをかけ直すサインです。
自分ではなかなか判断がつかないという方は、家族に見てもらったり、施術後すぐに自分の目元の写真を撮影しておくがおすすめ。客観的に判断する材料になります。
マスカラを塗ってもまつ毛がばらつく
まつ毛パーマをかけて時間が経つと、マスカラを塗るだけではまつ毛のばらつきが気になるようになります。これもまたまつ毛パーマをかけ直す目安のひとつです。
マスカラはまつ毛にマスカラ液を塗り、まつ毛を濃く長く見せることが出来るのが特長。
しかしまつ毛パーマをかけた当初はマスカラ無しでも満足いく仕上がりだったのが、徐々にマスカラが無いと物足りなくなり、そのうちにマスカラを塗ってもまつ毛がばらつく気がしてきます。
まつ毛パーマをかける頻度が短いとどうなる?
まつ毛パーマをかける頻度が短いとどうなるのか、これはまつ毛パーマの薬剤が与えるダメージによって異なります。
例えば医薬部外品の薬剤を使っている場合は、まつ毛への負担が大きいのでなるべく期間は空けた方が良いでしょう。一方で化粧品登録されている薬剤を使っている場合は、ダメージがとても少ないので3週間程度の頻度でパーマをかけても問題ないと言えます。
まつ毛にダメージを与えすぎると、次に生えてくるまつ毛が細くなってしまうなどの悪影響があるのです。
まつ毛パーマの持ちをよくするには?
まつ毛パーマの持ちをよくする方法はいくつかあります。せっかくかけたまつ毛パーマを少しでも長く楽しみたいですよね。
こちらでご紹介する方法は、なるべく全て心がけるにこしたことはありませんが、ズボラな性格でなかなか続ける自信がないという方でもせめて1つは新しい習慣として取り入れるのがおすすめです。
髪の毛やお肌の手入れをするように、まつ毛にもお手入れをすることでまつ毛パーマを極限までエンジョイしましょう。
まつ毛美容液を塗る
まつ毛美容液はまつ毛を労わる最強のアイテムです。
近年はプチプラからデパコスまであらゆるメーカーが発売しており、筆タイプ・チップタイプやマスカラタイプなど様々あります。
まつ毛を保湿したり傷みを修復、育毛効果などパーマ後のまつ毛を労わってくれるアイテムです。
製品によって配合されている成分も異なるので、自分に合うまつ毛美容液を探してみましょう。
なお、まつ毛美容液は、ただ塗ればいいというものでもありません。
出来ればメイクや汚れを全て落とした後、夜のお風呂上りがおすすめです。まつ毛美容液は保湿成分が多いので、朝塗るとその後のアイメイクが滲んでしまう場合があります。
まつ毛を濡らしたままにしない
まつ毛パーマは水濡れにとても弱いため、洗顔後やお風呂上りは注意が必要です。濡らした後はコットンなどで刺激を与えないよう優しく水分を拭きとって下さい。
またまつ毛パーマの施術当日はまつ毛を濡らさないようにしましょう。パーマが定着するまで最低3時間ほどかかりますので、その間はシャワーやお風呂は控えるのがベスト。
プールやサウナに行く予定のある方は、同じ日にまつ毛パーマの施術はしない方が良いでしょう。
ビューラーを使わない
まつ毛パーマをかけたらビューラーは使わないで下さい。ビューラーはまつ毛がカールするよう物理的に大きな負担をかけてしまいます。
抜け毛の原因にもなりやすく、せっかくきれいにパーマがかかっているまつ毛が一気に抜けてしまうことも。
まつ毛の毛周期をいたずらに早めてしまうことになりかねませんので注意して下さい。
ビューラーを使わないとメイクの仕上がりに満足がいかなくなってきたら、まつ毛パーマのメンテナンスのタイミングかもしれません。
まつ毛をこすらない
まつ毛をこするのもまつ毛パーマの持ちを悪くする原因のひとつです。
目をこすったり、アイメイクを落とすときについ力が入ってしまうことがありますが、これはNG行為です。
まつ毛パーマのカールが引っ張られて伸びてしまったり、抜け毛の原因にもなります。また日常的に洗顔の後にタオルでごしごし顔を拭くのも良くありません。
そもそもまつ毛を含め、目の周りの皮膚はとても薄くデリケートです。極力刺激を与えないように日ごろから気を付けるようにしましょう。
まつ毛パーマに負担をかけないアイメイクの落とし方
まつ毛パーマをかけたからと言って、アイメイクを一切しないという人は少ないです。ここではまつ毛パーマに負担をかけずにアイメイクをきれいに落とす方法をご紹介します。
まつ毛パーマをかけていても、きちんとクレンジングアイテムや方法を守れば、アイメイクを落とすときの刺激を避け、カールを長持ちさせることが出来るのです。
まつ毛パーマをかけたその日から取り入れれば、長くカールを楽しめますよ。
クレンジングはリキッドタイプやジェルタイプがおすすめ
まつ毛パーマに負担をかけずにアイメイクを落とすなら、アイテムはリキッドタイプもしくはジェルタイプを使いましょう。
こすらず丁寧にメイクとなじませ、ぬるま湯などで優しく流すよう心がけて下さい。
洗顔後は清潔なタオルで水分をひとつひとつ吸い取るようにオフするのがポイントです。
綿棒を使う
綿棒を使ったクレンジングも、まつ毛パーマに負担をかけない方法のひとつです。
一般的な綿棒でも良いですが、より刺激を抑えるならマイクロファイバー製の綿棒がおすすめ。マイクロファイバーは目がとても細かいので、綿棒にまつ毛が絡まる心配がありませんし、綿棒の繊維が目元に残ることもありません。
クレンジングの際は、ポイントメイクリムーバーを綿棒に染み込ませ、まつ毛の生える方向に沿って優しく馴染ませて下さい。その後ぬるま湯ですすぐか、コットンで拭き取ればクレンジング完了です。
ティッシュで目元の水分を拭く
水濡れはまつ毛パーマの大敵。クレンジング後、ティッシュで目元の水分を拭くようにしましょう。
拭くときはごしごしこすらずに、優しくポイントごとに押さえて水分を吸収するようにして下さい。普通のティッシュでも良いですが、保湿成分の配合された柔らかめのティッシュがおすすめです。
保湿ティッシュ1枚だと濡れるとすぐに破けてしまうため、何枚か重ねて使って下さい。またポイントごとにティッシュの清潔な面を使うよう、角度を変えるのも忘れないようにしましょう。
まつ毛パーマの頻度についてご紹介しました。
- 頻度は1ヵ月~2ヵ月
- パーマの持ちを良くする習慣を付ける
- クレンジングは目元に優しいアイテムや方法を選ぶ
せっかくかけたまつ毛パーマは1日でも長く楽しみたいですよね。
髪の毛やお肌に比べて、意識することが少ないまつ毛というパーツですが、お手入れ次第できれいなカールをキープすることが可能です。
まだ習慣づいていない方は、自分に合った方法から無理なく取り入れてアイメイクを楽しんで下さいね。