まつ毛パーマの失敗としてよく聞かれるのが、まつ毛がチリチリになってしまったというもの。
「こんな風になるならまつ毛パーマなんてかけなければよかった!」と後悔してしまう人もいるかもしれません。
まつ毛がチリチリになってしまった人も、まつ毛パーマで失敗したくない人も、参考にしてみてくださいね。
チリチリになったまつ毛パーマの直し方
まつ毛パーマの失敗の中でも特にショックが大きいのが、まつ毛がチリチリになってしまうこと。見栄えの悪さだけでなくメイクでのカバーが難しいという点も、チリチリまつ毛のやっかいなところです。
しかし、落ち着いて対処すれば、チリチリになったまつ毛を元に戻せるかもしれません。
自宅やサロンでできる、チリチリまつ毛の直し方を紹介します。
自分で直す方法
まつ毛パーマで失敗してしまうと、もう一度サロンに行くのが怖くなってしまうかもしれません。
また、「チリチリまつ毛を今すぐなんとかしたい!サロンに行くまで待てない!」という方も多いはず。
そんなときは、自宅で簡単にできる次の対処法を試してみましょう。
目元リムーバーでまつ毛を洗う
まぶたの上にリムーバーを染み込ませたコットンを置き、優しくなじませます。まつ毛を抜かないように注意しながらそっと挟んで、パーマ液を拭き取りましょう。まつ毛の根元や目頭など、細かい部分は綿棒を使うのもおすすめです。
ホットスチーマーや蒸しタオルで目元を温める
まつ毛パーマをした当日は長い時間の入浴やサウナは控える、と聞いたことはありませんか?
これは、お風呂場やサウナの蒸気でパーマ液が落ち、カールがとれやすくなってしまうから。
目元をじっくりと温め、パーマ液を落としていきましょう。まつ毛に摩擦を与えずに行えるので、ダメージが気になる方でも安心して試せる方法です。
詳しくは次の記事を読んでみてください。
サロンで直す方法
チリチリまつ毛を自分で直すことに不安のある方は、サロンに相談を。
サロンでまつ毛パーマの施術を受けた場合、お直し期間内であれば無料で再施術を受けられるケースがほとんどです。同じサロンに行くのが不安なら、お直しに対応しているサロンを探してみましょう。
もう一度まつ毛パーマをかけてもらう
まつ毛の縮れの程度によっては、もう一度まつ毛パーマをかけることでチリチリが改善することがあります。
まつ毛を伸ばしながら施術するため、ゆるやかな仕上がりになることが多いよう。
まつ毛はすでに痛んでいる状態なので、使用する薬剤やどこまで修復できるかなど、アイリストの方とよく確認しましょう。
まつ毛のストレートパーマをかけてもらう
チリチリの程度がひどい場合は、まつ毛のストレートパーマで修復するという方法もあります。
まつ毛パーマをオフする際のメニューとして取り入れているサロンも多いようです。
仕上がりとしては、まつ毛パーマをかける前のクセのない状態に。
ただし、短期間での施術により自まつ毛へのダメージは避けられないため、同時にまつ毛のトリートメントなども受けた方がよさそうです。
まつ毛パーマでまつ毛がチリチリになるのはどうして?
そもそも、まつ毛パーマでチリチリになってしまうのはなぜなのでしょうか。原因をひとつずつ解説します。
パーマ液の放置時間が長すぎた
まず原因とされるのが、パーマ液を塗ったまま長時間放置してしまうこと。特にセルフでまつ毛パーマをかける際、カールを強くしよう、持ちをよくしようとして必要以上に長く放置してしまうケースが多いのだとか。
まつ毛をチリチリにさせないために、パーマ液の放置時間はしっかりとチェックしておきましょう。
パーマ液をまつ毛の毛先まで塗ってしまった
ただでさえ細いまつ毛ですが、毛先はさらに繊細です。セルフで使用する薬剤は刺激の強いものが多いため、まつ毛の毛先に塗ってしまうとチリチリになったり、まつ毛が切れてしまったりする可能性が高まってしまうのです。
まつ毛が痛んでいた
自まつ毛が過度に痛んでいると、パーマ液のダメージによりチリチリになってしまうことがあります。まつ毛パーマをかける際は、まず自まつ毛の状態を見極めることも大切です。
抜けやすい、切れやすい、ハリがないといった状態は、まつ毛が痛んでいるサイン。まつ毛パーマをかけるのはしばらく待った方がいいかもしれません。
まつ毛パーマでチリチリになるのを防ぐには
まつ毛パーマのかけ方によって、まつ毛がチリチリになるのを防ぐことができます。
すでに失敗してしまった人は今後のために、これから施術する人はまつ毛をチリチリさせないために、注意点を確認しておきましょう。
実績のあるサロンを選ぶ
まつ毛パーマの仕上がりはアイリストの腕に左右されます。サロンを選ぶ際は、価格や立地だけでなく、実績があるかどうかも重視しましょう。
優しい薬剤を採用している、他店でのまつ毛パーマのお直しにも対応しているサロンだとなお安心です。
自分でまつ毛パーマをかける際はパーマ液の放置時間や量に気をつける
前述したように、パーマ液の放置時間が長すぎるとまつ毛をチリチリさせてしまう原因になります。
うっかりパーマ液を放置しすぎることがないよう、タイマーを設定しておくといった対策も取り入れてみてください。
日頃からまつ毛のケアをしておく
自まつ毛の状態がよくないと、施術内容がよくてもまつ毛をチリチリさせてしまうことになりかねません。まつ毛パーマをかけようと検討しているなら、日頃からのケアも大切です。
まつ毛をケアするアイテムとして使いたいのが、まつ毛美容液。自まつ毛にハリやコシを与え、痛んだまつ毛もケアしてくれます。
まつ毛パーマの持ちをよくする効果も期待できるので、この機会に毎日のお手入れに取り入れてみましょう。
チリチリになったまつ毛パーマを直せない時はどうする?
自まつ毛の状態や施術の内容によっては、チリチリしたまつ毛をうまく修復できないことも考えられます。チリチリを直せない場合は、次の対処方法を試してみましょう。
コームをかけてブローで整える
チリチリになったまつ毛は、それぞれが異なる方向を向いています。
まつ毛を濡らしてからコームでとかし、冷風でブローすることで、毛流れをいくらか整えることができるでしょう。
修復力はさほど高くはありませんが、まつ毛が生え変わるまでの応急処置として、メイク前などに実践してみてください。
チリチリした部分をカットする
まつ毛のチリチリがどうしても気になるなら、最終手段としてカットしてしまうという手も考えられます。
まつ毛は早ければ約3週間、長ければ約3ヶ月で生え変わるので、その間はマスカラやつけまつ毛でしのぐというのもひとつの方法かもしれません。
ただし、まつ毛をカットすると目元が寂しくなるばかりか、異物が入りやすくなる、まばたきの度にチクチクするといったデメリットも。
まつ毛を痛めないためにアフターケアも大切
先程少し触れましたがまつ毛のアフターケアも非常に大事です。
まつ毛パーマは薬剤をまつ毛に塗って、カールをキープしています。何もしていないまつ毛に比べると、それだけで既にダメージになっていることは否めません。是非、まつ毛を傷めないためにアフターケアにも目を向けて下さい。
前述のようにまつ毛の生え変わりの周期はとても速いですが、ダメージの記憶は生え変わった後も引き継がれるため、放置するとカールをキープするどころか、元気のないメイク映えしないまつ毛になってしまいます。
まつ毛美容液を使う
まつ毛美容液を使うことで、保湿成分やハリ・コシを与える効果が効いて、よりメイク映えするまつ毛を目指すことが出来ます。
まぶたをケアする成分が配合されているものも。
ピンとハリのあるまぶたになれば、まつげパーマの見栄えも良くなり、期待以上の効果が見込めます。
まつ毛は毛量としては少量ですが、美容液でまつ毛とその周辺のケアをすることで、一気に垢抜けることも出来るポテンシャルを持っているパーツです。
アイシャンプーを使う
まつげパーマのアフターケアで、アイシャンプーを使うのもとても効果的です。
馴染みのない方も多いアイシャンプーですが、その名の通り目を洗うためのアイテムで、健全なまつ毛の育成やドライアイの予防に役立ちます。
特に近年注目されているのは「まつ毛ダニ」を洗い流す効果。
ケアが行き届いていないまつ毛の生え際には、ダニが発生してしまうことがありますが、アイシャンプーを使えば汚れをスッキリ洗い流せます。
使い方も簡単なアイテムが揃っていますので是非参考にして下さい。
ロート製薬から発売されている「洗うまつ毛美容液シャンプー」という頼もしいアイテムです。 落としきれなかったアイメイクによる色素沈着や、まつ毛のダメージをケアしてくれます。 泡で出てくるタイプなので、面倒な泡立ては不要で摩擦レスというのも使いやすいポイントです。無香料・無着色なので敏感肌の方でも安心できる使い心地。粘り気の強い泡が、ラメなどの細かいアイメイクも残さずすっきり洗い上げます。 メディプロダクトという日本の会社が製造しているのがこちらのアイシャンプー。推薦している眼科医も多く、効果はお墨付きです。 メントールが配合されているため、非常にスッキリした使用感で汚れを落とすだけでなく、文字通りリフレッシュにも効果的。 涙と同じ浸透圧のアルカリ性なので、初心者でも目に沁みる心配がなく使い心地は抜群です。ヒアルロン酸などの保湿成分も高配合されているので、まつ毛自体をしっかり補強したい方にもおすすめ。メシル(mesiru)
アイシャンプーリフレッシュ 95ml
まつ毛パーマでチリチリになってしまったときの対処法をご紹介しました。
- 目元リムーバーでまつ毛を洗う
- ホットスチーマーや蒸しタオルで目元を温める
- サロンでもう一度まつ毛パーマをかける
まつ毛パーマでチリチリになってしまったら、パーマ液が完全に浸透してしまう前にできるだけ早く対応しましょう。
また、まつ毛をチリチリさせないように対策する必要もあります。
サロン選びはもちろんのこと、普段からのまつ毛ケアなど、できることから始めてみてくださいね。