まつ毛パーマが取れてくるのは、施術後1ヶ月を過ぎた頃。それくらいの時期になると「マツエクをしたい」と思う人もいるでしょう。
しかし、まつ毛パーマが取れてきたといってもカールは残っており、何となくまつ毛が痛んでいるような…。そんな状態でマツエクは付けられるの?と疑問に思いますよね。
今回は、まつ毛パーマをしたあと1ヶ月後にマツエクを付けることは可能かどうかについて解説します。
まつ毛パーマをしたあと1ヶ月後にマツエクは付けられる?
まつ毛パーマをしたあと1ヶ月後にマツエクを付けるのは、おすすめしません。おそらく、ほとんどのサロンで断られるでしょう。
というのも、まつ毛パーマをしてから1ヶ月程度の状態で、マツエクを付けても満足いく仕上がりにならず、ただまつ毛にダメージを与えてしまうだけだからです。
そのため、3ヶ月程度の期間を空けた後、マツエクを付けるようにしましょう。
まつ毛パーマ後すぐにはマツエクを付けられないのはなぜ?
まつ毛パーマ後すぐにマツエクを付けられない理由には、以下の3つが挙げられます。
- まつ毛に負担をかけ過ぎてしまう
- マツエクの接着がうまくいかずに持ちが悪くなる
- マツエクがバラついた仕上がりになる
それでは、詳しく説明します。
まつ毛に負担をかけ過ぎてしまう
まつ毛に負担をかけ過ぎてしまうと、切れ毛や抜け毛が生じやすくなります。
まつ毛パーマ後は、少なからずまつ毛にダメージを受けている状態。その状態に、グルー(接着剤)を使いマツエクを付けることで、更にまつ毛に負担をかけるというのは予想できるでしょう。
マツエクの接着がうまくいかずに持ちが悪くなる
まつ毛パーマのカールは、1ヶ月程度では完全に無くなりません。
カールが残った状態でマツエクを付けようとしても、接着がうまくいかず持ちが悪くなります。
そのため完全にカールが取れるまでは、マツエクを断るサロンが多いのです。
マツエクがバラついた仕上がりになる
まつ毛パーマは施術してから1ヶ月経過すると、カールが取れてきたり、古いまつ毛が抜けたりと、まつ毛はバラついた状態に。
その状態でマツエクを付けると、見た目に影響しマツエクを付けた直後にも関わらず「取れかけのマツエク」のような仕上がりになります。
まつ毛パーマ後どれくらいしたらマツエクを付けてもいい?
まつ毛パーマをかけてから3ヶ月後であれば、マツエクを付けても問題ありません。
しかし、なかには2ヶ月後でもOKとしているサロンもあります。そのため、マツエクを早く付けたいという場合は、サロンに相談してみましょう。
マツエクをキレイに仕上げたいなら3ヶ月は待とう
マツエクをキレイに仕上げたいなら、まつ毛パーマ後3ヶ月は待ちましょう。
3ヶ月待つことで、
- まつ毛へのダメージや、バラつきがなくなるため綺麗に仕上がる
- まつ毛パーマのカールが取れているため、正常な位置にマツエクを装着できる
このような状態になれば、マツエクを付けても問題なくキレイに仕上がります。
どうしてもマツエクを付けたい場合はサロンに相談を
ほとんどのサロンでは、まつ毛パーマ後3ヶ月空けてからマツエクを付けること推奨しています。
サロンによっては、まつ毛の状態を見て3ヶ月を待たずとも、マツエクが付けられると判断するかもしれません。
マツエクを付けられるまでの期間を短くするには?
マツエクを付けられるまでの期間を短くするには、
- まつ毛の毛周期を整える
- まつ毛のダメージをケアする
これらを意識し、まつ毛の状態が良くなれば3ヶ月を待たずとも、マツエクを付けられるかもしれません。
それでは、詳しく見てみましょう。
まつ毛の毛周期を整える
まつ毛の毛周期は、約3ヶ月のサイクルで生え変わります。
しかし、何らかの理由で毛周期が乱れてしまうと、まつ毛の生え変わりがスムーズにいかなくなり、「まつ毛が生えてこない」「必要以上にまつ毛が抜ける」というトラブルが起きることも。
そうならないためにも、毛周期を整えることが重要。
<毛周期の整え方>
- ストレスをためこまない
- 充分な睡眠をとる
- まつ毛にダメージを与えない
規則正しい生活を送ることで毛周期が整い、3ヶ月を待たずも正常なまつ毛の状態になりやすいでしょう。
まつ毛のダメージをケアする
まつ毛のダメージケアを日頃から行い、健康的なまつ毛を目指しましょう。
まつ毛にダメージが残ったままだと、毛周期の遅れによりマツエクを付けられるまで、3ヶ月以上かかってしまうかもしれません。
そうならないためにも、まつ毛のダメージをきちんとケアすることで、マツエクを付けるまでの期間を短くすることができます。
<まつ毛のダメージケア方法>
- ビューラーはしない
- 日常使いのマスカラは、美容成分入りを使う
まつ毛パーマとビューラーを併用する人がいますが、ダメージを受け抜けやすくなるので、まつ毛パーマをかけている間はビューラーを使うのはやめましょう。
しかしカールが取れてくると、まつ毛がまばらになり、見た目が気になる人もいますよね。
その場合は、ホットビューラーがおすすめです。ホットビューラーで根元を軽く上げる程度であれば、まつ毛へのダメージはほとんどありません。
ただし、ホットビューラーを長時間まつ毛にあてると、まつ毛が乾燥し痛みにつながってしまいます。ホットビューラーを使う場合も、短時間で済ませるようにしましょう。
また、アイメイクに欠かせないマスカラも美容成分入りのものを選びましょう。
美容成分入のマスカラを使用することで、日中メイクをしている間もダメージケアが可能になります。
まつ毛を痛めないためにアフターケアも大切
まつ毛を痛めないために、日頃から以下のアフターケアをしましょう。
- まつ毛用美容液を使う
- アイシャンプーを使う
- クレンジング方法に気をつける
それでは、詳しく見てみましょう。
まつ毛用美容液を使う
まつ毛を痛めないために最も効果的なのは、まつ毛用美容液を使うこと。
まつ毛用美容液を使いアフターケアをすることで、まつ毛のダメージを防ぐだけではなく、ハリ・コシのある濃いまつ毛が育ちやすくもなります。
アイシャンプーを使う
まつ毛を痛めないためには、まつ毛用美容液と併用してアイシャンプーを使うのがおすすめ。
洗浄力の高いアイシャンプーを使うことで、メイク残りやまつ毛の根元に詰まっている汚れをスッキリ洗い流すことができます。
まつ毛がキレイな状態であれば、まつ毛用美容液の浸透もよくなり、より効果的にダメージケアが可能に。
メシル(mesiru)
ロート製薬から発売されている「洗うまつ毛美容液シャンプー」という頼もしいアイテムです。
落としきれなかったアイメイクによる色素沈着や、まつ毛のダメージをケアしてくれます。
泡で出てくるタイプなので、面倒な泡立ては不要で摩擦レスというのも使いやすいポイントです。無香料・無着色なので敏感肌の方でも安心できる使い心地。粘り気の強い泡が、ラメなどの細かいアイメイクも残さずすっきり洗い上げます。
アイシャンプーリフレッシュ 95ml
メディプロダクトという日本の会社が製造しているのがこちらのアイシャンプー。推薦している眼科医も多く、効果はお墨付きです。
メントールが配合されているため、非常にスッキリした使用感で汚れを落とすだけでなく、文字通りリフレッシュにも効果的。
涙と同じ浸透圧のアルカリ性なので、初心者でも目に沁みる心配がなく使い心地は抜群です。ヒアルロン酸などの保湿成分も高配合されているので、まつ毛自体をしっかり補強したい方にもおすすめ。
クレンジング方法に気をつける
クレンジング方法は、以下の点に気を付けましょう。
- 強く擦らない
- 綿棒を使って丁寧に落とす
- 洗顔後はティッシュなどで優しく拭く
強く擦らない
クレンジング時は、メイクをしっかり落とそうと強く擦りがち。
しかし、強く擦ることでまつ毛はダメージを受けます。
そのため、目元は優しくクレンジングするようにしましょう。また、クレンジングを選ぶ際は、まつ毛へのダメージが少ないクレンジング剤を選ぶことで安心して使えます。
綿棒を使って丁寧に落とす
前述の通り、クレンジング時に強く擦るのはNGですが、かといって目元に汚れが残るのも、まつ毛が痛む原因に。
そのため、綿棒にクレンジングを付けて丁寧に優しく拭き取るようにしましょう。そうすることで、目元に汚れを残さず清潔に保てます。
綿棒を選ぶ際にも、まつ毛ダメージが気になる人は肌に優しいものを選ぶようにしましょう。
洗顔後はティッシュなどで優しく拭く
洗顔後はタオルではなく、ティッシュで優しく拭きましょう。
タオルで顔を拭いてしまうとタオルの繊維によって、まつ毛が引っかかり抜ける原因になります。
繊維が少ないコットンティッシュで、優しく押し当てるように拭くことで、抜け毛や切れ毛などを防げるでしょう。
まつ毛パーマをしたあと1ヶ月後に、マツエクを付けるのはおすすめしません。
この短期間では、おそらくほとんどのサロンでマツエクを付けるのは断られるでしょう。
その理由には、
- まつ毛に負担をかけ過ぎてしまう
- マツエクの接着がうまくいかずに持ちが悪くなる
- マツエクがバラついた仕上がりになる
このように、まつ毛パーマ1ヶ月後にマツエクを付けても、満足いく仕上がりにならず、ただまつ毛にダメージを与えてしまうだけだから。
「どうしても早くマツエクを付けたい!」というのであれば、まつ毛を良い状態にするために、まつ毛用美容液やアイシャンプーを使い日頃からケアすることを心がけましょう。