折角、キレイに仕上がったまつ毛パーマでも、時間の経過とともにカールは崩れ、バラつきが出てきてしまいます。
そんなまつ毛の状態が気になり、「早くかけ直したい!」と思いますよね。
しかし、まつ毛パーマはまだ残っている状態。このタイミングで、まつ毛パーマをかけ直してもいいの?という疑問が…
今回は、まつ毛パーマは残っているときにかけ直してもいいのかを解説します。
まつ毛パーマのかけ直しは残ってるときが良い?
まつ毛パーマのかけ直しは、残っているくらいが適度なタイミング。もっというなら、施術から1カ月~1カ月半経過していれば、かけ直しても問題ありません。
理由は、この時期になると半数のまつ毛は生え変わっているからです。またカールが残っていても、まつ毛は伸びているので、前回と同じ位置にカールがかかることはありません。
そのため、パーマが残っていてもダメージを与えることがないため、かけ直しの目安と判断してもいいでしょう。
まつ毛パーマが残っているのはどんな状態?
まつ毛パーマが残っている状態とは、
- カールが残っているまつ毛
- 新しく生えた自然な状態のまつ毛
- カクカクした痛んだまつ毛
これらが、混ざり合っていることをいいます。この状態になるのは、施術後1カ月~1カ月半経過した頃。
しかし、この状態になるのには個人差があるため、人によっては半分以上カールが残っていたり、反対に生え変わったまつ毛が多くを占めている場合があります。
まつ毛パーマがまだ残っているくらいがかけ直しの目安!
まつ毛パーマは、残っているくらいがかけ直しの目安としましょう。
前述のとおり、まつ毛パーマが残った状態は、カールが残っていたり、新しく生えてきたまつ毛が混在しています。
そのため、バラついた見た目が気になり、まつ毛をビューラーで上げたくなるでしょう。
しかし、まつ毛パーマが残っている状態でビューラーを使うと、抜け毛や切れ毛が起きやすく、まつ毛に大きなダメージを与えてしまいます。
そのタイミングでビューラーを使うよりは、まつ毛パーマをかけ直したほうがダメージはかなり抑えられます。
まつ毛パーマをかけ直すタイミング
ほとんどのサロンでは、施術後1カ月~1カ月半経過したあとに、まつ毛パーマのかけ直しを推奨しています。
これより早いと、まつ毛の生え変わりは進んでいないため、前回と同じ位置にカールを付けてしまうことに。
そうなると、まつ毛は大きなダメージを受けてしまい、まつ毛パーマの持ちも悪くなるでしょう。
そのため、施術後1カ月~1カ月半経過していれば、まつ毛は半分以上生え変わっているので、まつ毛にダメージを与えること無くまつ毛パーマをかけ直すことができます。
まつ毛パーマが完全に取れてからかけ直すのは?
まつ毛パーマが完全に取れてからかけ直すのは、まつ毛の健康面を考えればOK。
しかし、まつ毛パーマがかかりにくくなる可能性があるため、継続的にまつ毛パーマをかけることを予定している場合は注意が必要です。
それでは、詳しく見てみましょう。
まつ毛の健康のためには◎
まつ毛が生え変わるのは、3ヶ月で1サイクルといわれています。
健康な状態のまつ毛にパーマをかけたい!というのであれば、このタイミングでもいいかもしれません。
しかし、まつ毛パーマが完全に取れた状態でかけ直すことにより、デメリットもあります。
まつ毛パーマがかかりにくくなる可能性も
まつ毛パーマが完全に取れて、まつ毛が健康な状態だとパーマがかかりにくくなる可能性があるので注意が必要。
というのも、そもそも初めてまつ毛パーマをかける場合、カールが付きにくかったり、パーマの持ちが悪い傾向があります。
その点、まつ毛パーマが残っている状態だと、ダメージを受けキューティクルが剥がれているまつ毛が混在しているため、パーマ液が浸透しやすく、パーマがかかりやすいといえるでしょう。
ですから、まつ毛パーマが残っているくらいが、かけ直しのタイミングといえるのです。
定期的にまつ毛パーマをかけるなら日頃からケアを!
定期的にまつ毛パーマをかけるなら日頃からケアをしましょう。
とくに大切なのが、
- 目の周りをマッサージする
- まつ毛美容液を使用する
それでは詳しく見てみましょう。
目の周りをマッサージする
目の周りをマッサージすることで、血流が良くなりまつ毛が健康的に。それにより、まつ毛パーマの持ちも良くなります。
先程も述べたように、まつ毛は3ヶ月に1度のサイクルで生え変わり、かなり短いスパンといえるでしょう。
そのため、短い期間で太くて長いまつ毛に育てるには、充分な栄養が必要になります。
この栄養というのは、血流によって毛根に届けられますが、血流が悪い状態だとうまく行き届かなくなります。そうならなためにも、目の周りをマッサージし、血流を良くすることが大切。
それでは、血流を良くするマッサージ方法を紹介します。
<目の周りのマッサージ方法>
- 目の周りをじんわり温める
- 眉の中心あたりに指を当て、眉骨の下に沿わせ眉尻まで滑らせる
- 黒目の下あたりに指を当て、目尻にかけて押し上げる
- こめかみあたりに人差し指と中指を添え、鎖骨に向かい撫で下ろす
- 最後にまつ毛美容液を塗る
まずは、目の周りを温めるのが大切。ほどよく温めたタオルをあてるのもいいですが、手軽なのはホットアイマスクです。
次に、クリームを塗った目の周りを指の腹をつかい、優しく撫でるようにマッサージしましょう。
その際には、美容成分が配合されたアイクリームがおすすめです。
最後に、栄養たっぷりのまつ毛美容液を塗ればOK。まつ毛美容液については、後述します。
マッサージと聞くと、面倒に感じるかもしれませんが、健康なまつ毛にしたいのであれば必ずするようにしましょう。
まつ毛美容液を使用する
目の周りをマッサージし血流を良くした後に、まつ毛美容液を塗りましょう。
まつげ美容液には、まつ毛のダメージを補修する成分や、まつ毛を保湿する成分がたっぷり含まれています。
また日頃から、まつ毛美容液を使用することにより、まつ毛パーマ後のダメージをケアしながら、ハリやコシのあるまつ毛を目指せます。
まつ毛パーマをかけた人にとって、まつ毛美容液は欠かせないアイテムといえるでしょう。
まつ毛パーマが残っている状態でマツエクはつけられる?
まつ毛パーマが残っている状態でマツエクは、
- イメージ通りに仕上がらない
- 持ちが悪くなる
このような理由から、まつ毛パーマが残った状態でマツエクをつけるのはおすすめしません。
それでは、詳しく見てみましょう。
マツエクがイメージ通りに仕上がらない
まつ毛パーマが残っている状態だと、マツエクがイメージ通りに仕上がりません。
先程も述べたように、まつ毛パーマが残っている状態は、バラついてまとまりがありません。
その状態でマツエクを付けると、仕上がりにそのまま影響してしまい、イメージしているものとは、別物になる可能性が非常に高いです。
マツエクの持ちが悪くなる
まつ毛パーマが残った状態に、マツエクをつけてしまうと持ちが悪くなります。
カールが残ったまつ毛に、マツエクを付けるのは接着面の確保が難しく、付けてもすぐに取れてしまいます。
せっかくエクステを付けても、ダメージによりまつ毛が抜けてしまったり、切れてしまうとエクステも一緒に取れてしまうので、持ちが悪くなります。
そのため、まつ毛パーマ後にマツエクを付けるなら、ほとんどのまつ毛が生え変わる施術後3ヶ月後を目安にしましょう。
まつ毛パーマは、残っているくらいにかけ直すのがちょうどいいでしょう。もっというなら、施術から1カ月~1カ月半経過していれば、かけ直しても問題ありません。
理由には、この時期になるとまつ毛の半数は生え変わっているからです。
カールが残っていても、まつ毛は伸びているので、前回と同じ位置にカールがかかることはありません。
そのため、ダメージが気になる人も、安心してまつ毛パーマをかけ直すことができます。