まつ毛パーマは、人気のまつ毛美容の一つですが、デメリットがあることをご存知ですか?
予めデメリットを知っておくことで、まつ毛パーマをかけてから「イメージと違う」などの相違を無くすことができるでしょう。
また、デメリットの対処法とメリットも併せて知ることで、まつ毛パーマをかけるか否かを判断しやすくなります。
今回は、まつ毛パーマのデメリットと対処法やメリットについて解説します。
まつ毛パーマのデメリット
まつ毛パーマには、以下4つのデメリットが挙げられます。
- まつ毛が傷みやすい
- 長期的な使用に向かない
- まつ毛の長さや量は変わらない
- まつ毛の状態によってカールのかかり方に差がある
それでは、詳しく見てみましょう。
まつ毛が傷みやすい
まつ毛パーマは、パーマ液を使用しカールを付けるため、まつ毛への傷みは少なからずあります。
しかし最近のまつ毛用パーマ液は、品質の良いものが増え、一昔前のものに比べると傷みにくい仕様に。とはいえ、薬剤が配合されているため、乾燥や切れ毛を引き起こす場合があります。
長期的な使用に向かない
まつ毛パーマは、約1ヶ月程度持ちます。しかし、パーマが落ちてきたからといって、すぐにまつ毛パーマをかけ直すことはできません。
まつ毛を休ませるためにも、最低2~3ヶ月空ける必要があるため、長期的な使用には向かないといえるでしょう。
まつ毛の長さや量は変わらない
マツエクとは異なり、まつ毛の長さや量を変えることはできません。
まつ毛パーマは、自まつ毛の長さや量を活かしカールを付けます。そのため、もともとまつ毛が短い人や、ボリュームが少ない人には物足りなく感じるかもしれません。
まつ毛の状態によってカールのかかり方に差がある
まつ毛の状態によって、カールのかかり方に差があるため、満足いく仕上がりにならない可能性があります。
当然、まつ毛が傷んでいたり抜け毛が多いようであれば、カールは付きにくく、イメージしているまつ毛パーマのデザインにならない場合があります。
まつ毛パーマのデメリットの対処法
まつ毛パーマのデメリットの対処法には、以下の3つが挙げられます。
- まつ毛のダメージはまつ毛美容液でカバーする
- まつ毛パーマではなくマツエクをしてみる
- サロン選びにも注意する
それでは、詳しく見てみましょう。
まつ毛のダメージはまつ毛美容液でカバーする
まつ毛へのダメージは、まつげ美容液でカバーしましょう。
まつ毛が痛む理由に多いのが、乾燥によるもの。そこで、まつげ美容液を使用することにより、水分を補い健康的なまつ毛にします。
まつ毛のダメージが気になる場合は、保湿成分が多く含まれている、まつ毛美容液を使用しましょう。
まつ毛パーマではなくマツエクをしてみる
まつ毛パーマをかけて、ボリュームや長さに物足りなさを感じるのであればマツエクにしましょう。
マツエクは、種類豊富な人工まつ毛から長さや太さ、カールのデザインまで好みのものを選べます。
そのため、まつ毛にボリュームや長さを持たせたいのであれば、まつ毛パーマではなく、マツエクにした方がイメージどおりの仕上がりになるでしょう。
サロン選びにも注意する
まつ毛パーマをかけるサロンを選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
- 美容師免許の有無を確認する
- 安すぎるサロンには注意する
まつ毛パーマを他人に施術するには、美容師免許が必要。美容師免許があれば失敗などは起こりにくく、安心して任せられるでしょう。
また安すぎるサロンの場合、安価なパーマ液を使用していたり、効率重視で雑に施術をしていることがあるため注意しましょう。
まつ毛パーマのメリット
まつ毛パーマには、以下4つのメリットが挙げられます。
- すっぴんでも目元がぱっちりする
- メイクを時短できる
- マツエクに比べると低価格
- 逆さまつ毛を改善できる
それでは、詳しく見てみましょう。
すっぴんでも目元がぱっちりする
まつ毛パーマは、まつ毛全体を根元からの立ち上げるため、目元がぱっちりとした印象になります。
まつ毛が上がっていると、目に光が入り輝いて見えるため、すっぴんでも自信を持てるようになるでしょう。
メイクを時短できる
まつ毛パーマをかけることで、ビューラーは不要になるため、時短メイクが可能になります。
アイメイクをするなかで、ビューラーでまつ毛を上げる工程は、時間と神経を使います。しかし、まつ毛パーマをかければ、あとはマスカラを塗るだけでOK。かなりメイクが楽になるでしょう。
マツエクに比べると低価格
まつ毛パーマは、マツエクに比べると低価格でかけられます。
それぞれの価格は、
- まつ毛パーマの価格:3,000円~6,000円
- マツエクの価格:5,000円~10,000円
このように、まつ毛パーマの方が価格が安いです。また、まつ毛パーマの方が持続するため、コスパも良いといえます。
逆さまつ毛を改善できる
逆さまつ毛の人は、まつ毛が目に入りやすく、ビューラーではまつ毛が上がりにくいのが特徴。
しかし、まつ毛パーマをかけることで1ヶ月程度は、まつ毛が上向きの状態になるため、逆さまつ毛を改善することが可能です。
まつ毛パーマを長持ちさせるには?
まつ毛パーマを長持ちさせるには、以下5つの点に注意しましょう。
- 目元を強く擦らない
- ビューラーは使わない
- うつぶせで寝ない
- 洗顔後やお風呂の後にはまつ毛も乾かす
- まつ毛美容液を使う
それでは、詳しく見てみましょう。
目元を強く擦らない
目元を強く擦ることで、まつ毛パーマのカールが落ち、バラついた状態になりやすいです。
そのため、まつ毛パーマをかけたあとは無闇に触らないようにしましょう。とくに洗顔時は、強く擦る動作はNGです。
ビューラーは使わない
ビューラーは予想以上の圧がまつ毛にかかるため、とくにまつ毛パーマ後はダメージを受けやすいです。ですから、ビューラーは使わないようにしましょう。
どうしても、落ちたカールが気になるのであれば、ホットビューラーがおすすめ。根元を軽く上げる程度であれば、まつ毛へのダメージはほとんどありません。
ただし、ホットビューラーを長時間まつ毛にあてると、まつ毛が乾燥し痛みにつながってしまいます。ホットビューラーを使う場合も、短時間で済ませるようにしましょう。
うつぶせで寝ない
うつぶせで寝てしまうと、まつ毛と布団の間に摩擦がおき、折角のまつ毛パーマが崩れてしまいます。
そうならないためにも、寝るときはまつ毛に負担をかけないよう、仰向けの姿勢にしましょう。
洗顔後やお風呂の後にはまつ毛も乾かす
まつ毛パーマは水濡れに弱いため、洗顔後やお風呂後などは、まつ毛を乾かすようにしましょう。
まつ毛の水濡れを避けるのは、「施術日だけ」と思っている人がいますが、実は違います。まつ毛パーマをかけている間は、まつ毛を濡れたままの状態にせず、都度乾かすことが大切。
そうすることで、パーマの効果は大幅に長持ちします。
まつ毛美容液を使う
まつ毛パーマの持ちを良くするには、皮脂や水分からまつ毛を守るコーティングとして、まつ毛美容液を使用するのが効果的。
まつ毛美容液は、ダメージケアをするのはもちろんのこと、水分や皮脂からもまつ毛を保護する役割があります。
また、日中浴びる紫外線のダメージから、まつ毛を守ることも大切。それには、メイク時に美容液入りのマスカラを使用するのがおすすめです。
まつ毛パーマに失敗したらどうする?
まつ毛パーマに失敗した場合の対処法は、
- まずはサロンに相談を
- 短期間でのかけ直しには注意
それでは、詳しく見てみましょう。
まずはサロンに相談を
まつ毛パーマが失敗した場合、適切に対処することでかけ直しがききます。
そのため自分で何とかしようとはせずに、まつ毛パーマをかけたサロンに相談し、対応してもらいましょう。
短期間でのかけ直しには注意
サロンに相談するとほぼ、まつ毛パーマのかけ直しをしてくれます。
まつ毛を痛めないためにアフターケアも大切
まつ毛を痛めないために、日頃から以下のアフターケアをしましょう。
- まつ毛用美容液を使う
- アイシャンプーを使う
- クレンジング方法に気をつける
それでは、詳しく見てみましょう。
まつ毛用美容液を使う
まつ毛パーマをかけた後のまつ毛は、少なからず痛んでいるため、まつ毛用美容液は欠かせません。
まつ毛用美容液には、補修成分と保湿成分がふんだんに含まれており、まつ毛の乾燥や切れ毛抜け毛などを防いでくれます。
また、習慣的にまつ毛用美容液を使うことで、ハリ・コシのある濃いまつ毛が育ちやすくもなるでしょう。
アイシャンプーを使う
まつ毛用美容液と併用して、アイシャンプーを使うのがおすすめ。
洗浄力の高いアイシャンプーを使うことメイクやまつ毛の根元に残る汚れをスッキリ洗い流すことができます。
まつ毛がキレイな状態であれば、まつ毛用美容液の浸透もよくなり、より効果的にまつ毛のダメージをケアできます。
メシル(mesiru)
ロート製薬から発売されている「洗うまつ毛美容液シャンプー」という頼もしいアイテムです。
落としきれなかったアイメイクによる色素沈着や、まつ毛のダメージをケアしてくれます。
泡で出てくるタイプなので、面倒な泡立ては不要で摩擦レスというのも使いやすいポイントです。無香料・無着色なので敏感肌の方でも安心できる使い心地。粘り気の強い泡が、ラメなどの細かいアイメイクも残さずすっきり洗い上げます。
アイシャンプーリフレッシュ 95ml
メディプロダクトという日本の会社が製造しているのがこちらのアイシャンプー。推薦している眼科医も多く、効果はお墨付きです。
メントールが配合されているため、非常にスッキリした使用感で汚れを落とすだけでなく、文字通りリフレッシュにも効果的。
涙と同じ浸透圧のアルカリ性なので、初心者でも目に沁みる心配がなく使い心地は抜群です。ヒアルロン酸などの保湿成分も高配合されているので、まつ毛自体をしっかり補強したい方にもおすすめ。
クレンジング方法に気をつける
クレンジング方法は、以下の点に気を付けましょう。
- 目元を強く擦らない
- 綿棒を使って丁寧に落とす
- 洗顔後はティッシュなどで優しく拭く
<目元を強く擦らない>
クレンジング時は、つい強く擦りながら目元を洗ってしまいがちに。
まつ毛パーマは、強く擦ることでカールが取れやすくなるのと、ダメージも受けやすくなります。
またクレンジングを選ぶ際は、まつ毛へのダメージが少ないクレンジング剤を選ぶことで安心して使えます。
<綿棒を使って丁寧に落とす>
前述の通り、クレンジング時に強く擦るのはNGですが、目元に汚れが残った状態もまつ毛が痛む原因に。
そこで、綿棒にクレンジングを付けて、目元をなぞるように汚れを落としましょう。この方法であれば、粘膜や目のキワの汚れもくまなく落としきれます。
まつ毛パーマは、メイクの時短になったり、目元が明るくなるなどのメリットがある反面、以下のデメリットがあります。
- まつ毛が傷みやすい
- 長期的な使用に向かない
- まつ毛の長さや量は変わらない
- まつ毛の状態によってカールのかかり方に差がある
まつ毛パーマをかけるにあたって、これらを認識しておくことが大切。このなかでもとくに、まつ毛への傷みが気になる人も多いでしょう。
まつ毛パーマをかけた後の傷みには、まつ毛美容液が重要な役割を果たします。習慣的にまつ毛美容液を使うことで、傷んだまつ毛をケアし、健康的なまつ毛にもしてくれます。